Sartoria Ypsilon の服作り

既製服とは、服のサイズに人が身体をあわせます。
オーダーメイドとは、人の身体に服のサイズをあわせていきます。
既製服とオーダーメイドでは、根本的に洋服の作り方も、考え方も大きく異なります。

オーダーメイドで洋服を仕立てる場合、最も重要なことは大きく分けると二つあります。

まず一つは、洋服を仕立てる技術(縫製)です。

そしてもう一つは、お客様にあった型紙を作成する技術 “フィッティング” です。

フィッティングシステム

サルトリアイプシロンでは、必ず代表の船橋がフィッティングを行います。
お客様それぞれの身体に合わせシルエットを作り上げる立体的なフィッティングは、熟練の技術、経験、そして知識が必要となります。

弊店はSala di Prova「フィッテングルーム」とlaboratorio「工房」の2つが隣接しています。
難しい体型の場合、一度フィッティングした後、laboratorioにてすぐに修正し、再度フィッティングさせていただく場合がございます。
お客様には少々お待ちいただく事となりますが、より完璧に仕上げるためにご協力をお願いいたします。

“YAJIROBE” テクノロジーと手仕事の融和

現在開発中

サルトリアイプシロンではAIと3Dボディスキャナを活用したシステム”YAJIROBE”を開発しています。

3Dボディスキャナでは旧来のメジャーでの計測では不可能だった微小な体の曲面を捉えることができ、
AIは産総研との共同開発により、船橋幸彦の熟練のフィッティングの技術を学習させています。

このようなテクノロジーを伝統の手仕事と掛け合わせることにより、よりハイクオリティなオーダースーツを提供できるようになります。

従来のフルオーダースーツでは仮縫いしたものをお客様に着ていただき調整するフィッティングの工程を1~2回おこなっていましたが、このシステムではフィッティングの工程や補正の工程が少なくなる分、品質をそのままに価格を抑えることができるようになります。

Classic

サルトリアイプシロンを代表するクラシックなスタイルです。
クラシックとは、「基本的な」「ベーシック」といった意味です。新しくもなく、古臭くもならない、決して流行に左右されることはありません。
大事に着用していただければ、20年、30年と長く着用していただくことができます。